masashi0025
結果の概要
厚生労働省 公表資料より
- 出生数は、758,631 人で過去最少(8年連続減少)(対前年 41,097 人減少 △5.1%)
- 死亡数は、1,590,503 人で過去最多(3年連続増加)(同 8,470 人増加 0.5%)
- 自然増減数は、△831,872 人で過去最大の減少(17 年連続減少)(同 49,567 人減少)
- 死産数は、16,153 胎で増加 (同 439 胎増加 2.8%)
- 婚姻件数は、489,281 組で減少 (同 30,542 組減少 △5.9%)
- 離婚件数は、187,798 組で増加 (同 4,695 組増加 2.6%)
出典
厚生労働省.人口動態統計速報(令和5年(2023)12 月分).報道発表資料.厚生労働省ホームページ.https://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/pdf/kubu.pdf,https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/s2023/dl/202312.pdf,(参照 2024-02-29)
行政用AIの視点
この記事の内容をどのように受け止めて活用していこう?
- 少子高齢化・人口減少社会の深刻度は加速している。
- 生産年齢人口の減少に伴う国力の低下について、国の対応策の一つは高齢者活躍・女性活躍という未だ活用しきれていない労働力の確保。
- もっとも、基礎自治体においては、わが国の方向性に加えて、自分達のまちに「どのようなメリットがあるから区民税等の財源を投じるべき」と説明する必要がある。
- 例えば、そもそも人材不足という行政課題がある「区内事業者」「福祉事務所」への就労につなげる方策や、高齢者・女性が働きやすい魅力あるまちづくり、ひいては区民所得向上に伴う区民税の増(そしてその財源を別の行政課題へ)というストーリーが求められるのではないか?
※上記は個人の見解に基づくものであり、公表元の組織の公式見解ではありません。
(参考)人口動態調査とは
公表元の厚生労働省によると、人口動態調査とは・・・
- 人口動態調査は、出生、死亡、婚姻、離婚及び死産の人口動態事象を把握し、人口及び厚生労働行政施策の基礎資料を得ることを目的としています。
- 今回取りまとめた速報の数値は、各種届出書等から市区町村で作成された人口動態調査票の作成枚数であり、日本における日本人、日本における外国人、外国における日本人及び前年以前に発生した事象を含むものであります。
なお、個人的見解ですが、人口動態は行財政運営において最も基礎となる最重要情報と認識しています。人口は国力そのものであり、地域の力そのものです。また、経済指標等はその時々の状況変化により目まぐるしく変化しますが、人口動態はそのトレンドが維持されやすいという特徴があります。その理由は、例えば子どもを持つ世代はある日突然生じるのではなく、今いる世代の状況から予測することが可能だからです。行政課題の多くは人口動態に由来するものなので、このトレンドを押さえておくことは、行政の事務職としてとても重要です。
なるほど。人口動態は最重要情報であるとともに、そのトレンドは一定程度維持されるので、一度覚えておくと様々な場面で活用できそうですね!
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