masashi0025
1. 出産や子育て、育業を考える取組
概要
- ニュース概要
都内の出生数が下げ止まりの兆しを見せる一方、SNS等でのネガティブなイメージが根強いため、若年層向けに「ポジティブなイメージ醸成」を図る動画を公開しました。インフルエンサーや著名人を起用し、子育てのリアルな体験や、職場での「育業」を支え合う文化の重要性を発信しています。
政策立案への示唆
- この取組を行政が行う理由
若年層が抱く結婚や子育てへの不安や負担感を軽減し、少子化対策の実効性を高めるため。
- 具体的なアクション
インフルエンサーや俳優を起用した、共感性の高いショート動画の制作とSNS配信。
- 行政側の意図
制度整備だけでなく、職場や社会全体の意識変革(マインドセット)を促し、育業取得等のハードルを下げる。
- 期待される効果
若年層の結婚・出産への意欲向上および、職場における育業応援の気運醸成。
- 課題・次のステップ
動画視聴後の具体的な行動変容への接続と、中小企業における育業環境の整備。
- 特別区への示唆
区の広報においても、制度周知だけでなく「共感」を呼ぶ発信が有効です。また、区役所内部での育業取得率向上や、職員同士が支え合う職場環境づくりを先行して進め、地域企業のモデルとなる姿勢が求められます。
2. 八丈町の災害廃棄物の島外搬出
概要
- ニュース概要
昨年10月の台風で八丈町に発生した、島内処理能力の約8年分に及ぶ災害廃棄物について、都が搬出支援を行います。木材等の再資源化に加え、可燃ごみ等は東京二十三区清掃一部事務組合の協力を得て、区部の清掃工場で受け入れ処理を行います。
政策立案への示唆
- この取組を行政が行う理由
甚大な被害を受けた島しょ部の早期復旧・復興を支援し、公衆衛生環境を保全するため。
- 具体的なアクション
都のコンテナ船を活用した搬出、江東区での再資源化、清掃一組による焼却処理。
- 行政側の意図
広域自治体としての調整力を発揮し、特別区と連携して災害対応の迅速化を図る。
- 期待される効果
八丈町における災害廃棄物処理期間の大幅な短縮と、復興事業の加速。
- 課題・次のステップ
搬出・処理の長期化(年末まで)に伴う安全管理と、将来の災害に備えた広域連携体制の強化。
- 特別区への示唆
清掃一部事務組合を通じた協力事例であり、特別区が都全体の災害支援において重要な役割を担っていることを再認識する必要があります。住民に対し、被災地支援としての廃棄物受け入れの意義を丁寧に説明し、理解を得ることが重要です。
3. 不動産投資に関する注意喚起
概要
- ニュース概要
オンライン契約の普及等により不動産投資へのハードルが下がる一方、若年層を中心に強引な勧誘やリスク説明不足によるトラブルが増加しています。都は相談窓口の周知に加え、若者向けに特化した注意喚起動画を作成し、SNS等で発信を強化します。
政策立案への示唆
- この取組を行政が行う理由
知識や経験が少ない若年層が、多額の負債を抱える消費者トラブルを未然に防止するため。
- 具体的なアクション
若年層をターゲットとした注意喚起動画のSNS配信および専門相談窓口の周知。
- 行政側の意図
投資リスク(空室、ローン返済等)を「契約前」に正しく理解させ、被害を食い止める。
- 期待される効果
安易な契約の抑制と、トラブル発生時の早期相談による被害救済。
- 課題・次のステップ
巧妙化する勧誘手口への対応と、大学や職場等を通じた金融リテラシー教育の拡充。
- 特別区への示唆
区の消費者センターに寄せられる相談傾向を分析し、都の動画等を活用して若年層への啓発を行うべきです。特に進学・就職シーズンに合わせ、契約の基礎知識を普及させる施策が有効です。
4. 都営バスにおける自動運転の実証走行
概要
- ニュース概要
運転手不足等の課題解決に向け、都営バス初となる自動運転(レベル2)の実証走行を3月に実施します。新木場駅から日本科学未来館までの既存ルートを使用し、一般乗客を無料で乗せ、技術検証や社会的受容性の確認を行います。
政策立案への示唆
- この取組を行政が行う理由
深刻化するバス運転手不足に対応し、将来にわたり公共交通網を維持・確保するため。
- 具体的なアクション
都心臨海部での一般客を乗せた公道実証実験、特設サイトでの予約受付。
- 行政側の意図
都営バスという現場を持つ強みを活かし、早期の実装に向けたデータ収集と課題抽出を行う。
- 期待される効果
自動運転技術の安全性検証および、都民の理解促進による導入障壁の低減。
- 課題・次のステップ
混雑時の対応や他車両との円滑な共存、レベル4以上の無人運転に向けた法整備等の検討。
- 特別区への示唆
区内コミュニティバスにおいても運転手確保は共通課題です。都の実証データを参考に、将来的な自動運転導入の可能性や、地域特性に合わせたモビリティ確保のあり方を検討する材料となります。
5. 板橋市場プチマルシェ2026
概要
- ニュース概要
板橋市場において、有機農産物をテーマとしたマルシェイベントを初開催します。これまで市場流通が少なかった有機農産物の集荷・流通を促進し、生産者の販路拡大と消費者の理解促進を図るため、販売や食育セミナーを実施します。
政策立案への示唆
- この取組を行政が行う理由
環境負荷低減に資する有機農業の普及と、市場経由での安定的な流通ルートを構築するため。
- 具体的なアクション
市場開放イベントの開催、有機農産物の販売、地元飲食店や大学との連携。
- 行政側の意図
卸売市場の機能を活用して有機農産物の取扱量を増やし、持続可能な食の供給体制を作る。
- 期待される効果
有機農産物の認知向上、市場の活性化、および地域住民への食育推進。
- 課題・次のステップ
イベントを一過性にせず、常時安定して有機農産物が流通する仕組みの定着。
- 特別区への示唆
区内の学校給食における有機食材の活用や、食育推進計画との連携が考えられます。また、区内商店街と市場が連携したフェアなど、地域経済と食の安全を結びつける施策のヒントになります。
質疑応答(要約)
- 国と都の協議体設置
高市総理と会談し、官房長官をトップとする協議体を創設することで合意。地方税制、首都防衛、デジタル化等をテーマに、実務者レベルではなくトップ同士が必要に応じて出席し、国と都が連携して国力を高める議論を行う。
- 衆議院解散と選挙
国際情勢の変化やAI技術の進展など、国家運営や経済の舵取りについて、長期的な視点での論戦を期待する。消費税減税については、都の税収や市場への影響を注視する。
- 原発・エネルギー
柏崎刈羽原発の再稼働については、丁寧な意見集約の結果と認識しており、東京電力には安全確保を最優先に取り組むよう求める。
- その他
上野動物園のパンダ返還後も繁殖研究は継続する。八丈島の復旧は法制度に基づき支援する。中小企業の価格転嫁支援については、国の新法も活用しつつ都として事業承継等のサポートを継続する。
出典
小池知事「知事の部屋」/記者会見(令和8年1月23日)
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