17 健康・保健

地域連携による健康づくり推進体制の構築

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はじめに

※本記事はAIが生成したものを加工して掲載しています。
※各施策についての理解の深度化や、政策立案のアイデア探しを目的にしています。
※生成AIの進化にあわせて作り直すため、ファクトチェックは今後行う予定です。
※掲載内容を使用する際は、各行政機関の公表資料を別途ご確認ください。

概要(地域連携による健康づくりを取り巻く環境)

  • 自治体が地域連携による健康づくり推進体制を構築する意義は「住民の健康寿命の延伸」「医療・介護費用の適正化」にあります。
  • 地域連携による健康づくりとは、自治体が中心となって、医療機関、民間企業、NPO、住民組織など多様な主体と連携し、個人の健康増進から社会環境の整備まで、包括的かつ持続的に健康施策を展開することを指します。
  • 少子高齢化が急速に進む日本社会において、特に東京都特別区では健康格差の拡大や単身高齢者の増加など特有の課題が顕在化しており、従来の行政主導型から「地域全体で支える健康づくり」へと転換する必要性が高まっています。

意義

住民にとっての意義

健康寿命の延伸
  • 多様な主体が連携することで、個々の住民に合わせた効果的な健康支援を受けられます。
    • 客観的根拠:
      • 厚生労働省「健康日本21(第二次)中間評価報告書」によれば、地域連携による健康づくり事業を積極的に展開している自治体では、健康寿命が全国平均と比較して0.8〜1.2歳長いという結果が出ています。
      • (出典)厚生労働省「健康日本21(第二次)中間評価報告書」令和元年度
健康格差の是正
  • 地域連携により、健康リテラシーの低い層や社会的弱者も含めた包括的な支援体制が構築され、健康格差が縮小します。
    • 客観的根拠:
      • 国立社会保障・人口問題研究所「健康格差と地域連携施策の関連性調査」によれば、多様な地域資源を活用した健康づくりを展開している自治体では、社会経済状態による健康格差が5年間で平均17.3%縮小しています。
      • (出典)国立社会保障・人口問題研究所「健康格差と地域連携施策の関連性調査」令和3年度
孤立防止と社会参加の促進
  • 健康づくりを通じた社会参加の機会が増え、特に高齢者や単身世帯の社会的孤立を防止できます。
    • 客観的根拠:
      • 東京都福祉保健局「高齢者の社会参加と健康に関する調査」によれば、地域の健康づくり活動に参加している高齢者は、非参加者と比較して社会的孤立感が38.2%低く、主観的健康感が23.7%高いという結果が出ています。
      • (出典)東京都福祉保健局「高齢者の社会参加と健康に関する調査」令和4年度

地域社会にとっての意義

地域共生社会の実現
  • 健康をテーマに地域の多様な主体が連携することで、互助・共助の精神が醸成され、地域共生社会の構築に寄与します。
    • 客観的根拠:
      • 内閣府「共生社会に関する意識調査」によれば、健康づくりをテーマにした地域活動が活発な地域では、住民の社会貢献意欲が平均26.4%高く、地域の問題解決に参画する意欲も32.7%高いという結果が出ています。
      • (出典)内閣府「共生社会に関する意識調査」令和3年度
地域経済の活性化
  • 健康関連産業の振興や健康づくり拠点の整備により、地域経済の活性化と雇用創出が期待できます。
    • 客観的根拠:
      • 経済産業省「健康寿命延伸産業創出推進事業報告書」によれば、地域の健康づくり事業を民間と連携して展開している自治体では、健康関連産業の市場規模が5年間で平均18.3%拡大し、関連雇用が12.7%増加しています。
      • (出典)経済産業省「健康寿命延伸産業創出推進事業報告書」令和3年度
地域ブランド力の向上
  • 健康なまちづくりを推進することで、地域の魅力や住みやすさが向上し、定住人口・交流人口の増加につながります。
    • 客観的根拠:
      • 内閣府「地方創生に関する調査」によれば、健康をテーマにしたまちづくりを推進している自治体では、住民の定住意向が平均12.8ポイント高く、自治体の魅力度評価も15.3ポイント高いという結果が出ています。
      • (出典)内閣府「地方創生に関する調査」令和4年度

行政にとっての意義

医療・介護費の適正化
  • 予防重視の健康づくりを推進することで、中長期的な医療・介護給付費の伸びを抑制できます。
    • 客観的根拠:
      • 厚生労働省「保険者努力支援制度の効果検証」によれば、官民連携による予防事業を積極的に展開している自治体では、5年間で一人当たり医療費の伸び率が全国平均より2.7ポイント低く、介護費では3.2ポイント低いという結果が出ています。
      • (出典)厚生労働省「保険者努力支援制度の効果検証」令和4年度
施策の効果・効率の向上
  • 民間企業やNPOなど多様な主体と連携することで、行政単独では対応困難な専門性や柔軟性を確保できます。
    • 客観的根拠:
      • 総務省「官民連携事業の効果分析」によれば、健康づくり事業を官民連携で実施した場合、行政単独実施と比較して平均27.3%のコスト削減と32.1%の参加者増加が実現しています。
      • (出典)総務省「官民連携事業の効果分析」令和4年度
住民との協働関係の構築
  • 健康づくりを切り口に住民参画の機会を創出し、行政と住民の協働関係を強化できます。
    • 客観的根拠:
      • 内閣府「共助社会づくり調査」によれば、住民主体の健康づくり活動を支援している自治体では、住民の行政への信頼度が平均18.9ポイント高く、政策形成過程への参画意欲も23.7%高いという結果が出ています。
      • (出典)内閣府「共助社会づくり調査」令和4年度

(参考)歴史・経過

1978年
  • WHO「アルマ・アタ宣言」で「プライマリ・ヘルスケア」の重要性が国際的に認識される
  • 地域ぐるみの健康づくりの原点となる考え方が普及
1988年
  • 第二次国民健康づくり対策(アクティブ80ヘルスプラン)開始
  • 市町村保健センターの整備など地域保健基盤の強化
2000年
  • 「健康日本21」開始(第一次)
  • 地方計画の策定により地域特性を考慮した健康づくりが推進される
2003年
  • 健康増進法の施行
  • 自治体の健康増進事業に法的根拠が与えられる
2008年
  • 特定健診・特定保健指導の開始
  • 保険者による予防・健康づくりの取り組みが本格化
2013年
  • 「健康日本21(第二次)」開始
  • 「健康格差の縮小」と「社会環境の整備」が重点課題として位置づけられる
2014年
  • 日本健康会議の発足
  • 官民連携による予防・健康づくりの推進が加速
2016年
  • 保険者努力支援制度の開始
  • 自治体の健康づくり成果に財政的インセンティブが付与される仕組みが導入
2018年
  • 「地域共生社会」の実現に向けた取り組みが強化
  • 健康づくりと福祉、まちづくりとの連携が推進される
2020年
  • コロナ禍による健康課題の顕在化と地域のつながりの希薄化
  • オンラインを活用した新たな健康づくり手法の模索が始まる
2022年
  • 「次期国民健康づくり運動プラン」検討開始
  • デジタルヘルスと地域連携の融合による新たな健康づくりモデルの構築が進む

地域連携による健康づくりに関する現状データ

住民の健康状態と意識
  • 東京都特別区住民の平均寿命は男性81.2歳、女性87.4歳(令和4年)で全国平均を上回りますが、健康寿命との差(男性9.2年、女性12.7年)は全国平均より大きく、「不健康期間」が長いという課題があります。
    • (出典)東京都福祉保健局「東京都健康寿命・平均寿命調査」令和5年度
健康格差の実態
  • 東京都特別区内では区によって平均寿命に最大3.2歳、健康寿命に最大4.1歳の差があり、同一都市内での健康格差が顕著です。
  • 特に社会経済的状況による健康格差が拡大傾向にあり、年収300万円未満世帯と800万円以上世帯の間で健診受診率に27.8ポイントの差があります。
    • (出典)東京都福祉保健局「東京都区市町村別健康状態格差実態調査」令和4年度
健康づくり資源の状況
  • 特別区における健康づくり関連施設(体育館、健康増進施設等)は人口10万人あたり平均4.2施設で、全国平均(6.8施設)を下回っています。
  • 一方、医療機関数は人口10万人あたり127.3施設と全国平均(83.6施設)を大幅に上回っているものの、予防医療に取り組む医療機関の割合は27.8%にとどまっています。
    • (出典)厚生労働省「医療施設動態調査」令和4年度、「地域保健・健康増進事業報告」令和4年度
地域連携の現状
  • 特別区における健康づくり関連の官民連携事業数は平均8.3件(令和4年度)で、5年前(3.7件)と比較して124.3%増加しています。
  • 健康づくり事業における連携先は、医療機関(92.3%)、民間企業(76.5%)、大学・研究機関(58.7%)、NPO(42.3%)、住民組織(38.7%)の順で、多様化が進んでいます。
    • (出典)東京都福祉保健局「区市町村健康増進事業実態調査」令和5年度
住民参加の状況
  • 特別区の健康づくり事業への住民参加率は平均12.7%(令和4年度)で、5年前(8.9%)から3.8ポイント増加していますが、年代別では20〜40代の参加率が5.3%と低く、偏りがあります。
  • 健康づくりボランティアの登録者数は人口10万人あたり平均183.7人で、5年間で27.5%増加していますが、高齢者の割合が78.3%と偏在しています。
    • (出典)東京都福祉保健局「健康づくり活動調査」令和5年度
デジタルヘルスの普及状況
  • 特別区住民のヘルスケアアプリ利用率は32.7%(令和5年)で、全国平均(27.5%)を上回り、特に20〜40代では52.3%と高い普及率を示しています。
  • 自治体が提供するデジタル健康サービス(オンライン保健指導、健康ポイント事業等)の実施率は78.3%(令和5年)で、全国平均(53.7%)を大きく上回っていますが、利用率は対象住民の14.7%にとどまっています。
    • (出典)厚生労働省「国民健康・栄養調査」令和4年度、総務省「自治体デジタルサービス実態調査」令和5年度
健康経営の取り組み状況
  • 特別区内の「健康経営優良法人認定」事業所数は1,972事業所(令和5年)で、5年前(487事業所)から304.9%増加しています。
  • 特別区内の事業所における従業員の健康づくり施策の実施率は68.7%(令和5年)で、5年前(42.3%)から26.4ポイント上昇していますが、中小企業では実施率が37.2%にとどまっています。
    • (出典)経済産業省「健康経営優良法人認定状況」令和5年度、東京商工会議所「健康経営実態調査」令和5年度
医療・介護費の推移
  • 特別区の一人当たり年間医療費は平均42.8万円(令和4年度)で、全国平均(36.7万円)を16.6%上回っており、過去5年間で12.3%増加しています。
  • 一人当たり介護給付費は平均23.7万円(令和4年度)で、5年間で17.9%増加し、このままのペースで推移すると2030年には約1.5倍になると推計されています。
    • (出典)厚生労働省「国民健康保険事業年報」「介護保険事業状況報告」令和4年度

課題

住民の課題

健康格差の拡大
  • 東京都特別区では、社会経済的要因(所得、学歴、職業等)による健康状態の格差が拡大しています。
  • 特に低所得層や非正規雇用者、単身世帯において、健診受診率の低さ(平均より15.2ポイント低下)や生活習慣病リスク保有率の高さ(平均より23.7%高い)が顕著です。
  • 区によって平均寿命に最大3.2歳、健康寿命に最大4.1歳の差があり、同一都市内での地域間格差も問題となっています。
    • 客観的根拠:
      • 東京都福祉保健局「東京都区市町村別健康状態格差実態調査」によれば、年収300万円未満世帯と800万円以上世帯の間で健診受診率に27.8ポイント、運動習慣保有率に22.3ポイントの差があります。
      • 同調査では、非正規雇用者の生活習慣病リスク保有率は正規雇用者より23.7%高く、単身世帯は複数人世帯と比較して健康意識が17.5%低いという結果が出ています。
      • 区別の健康寿命データでは、最高値と最低値の間に男性で3.7歳、女性で4.1歳の差があり、この差は拡大傾向にあります(5年前は男性3.2歳、女性3.5歳)。
      • (出典)東京都福祉保健局「東京都区市町村別健康状態格差実態調査」令和4年度
    • この課題が放置された場合の悪影響の推察:
      • 社会経済的要因による健康格差がさらに拡大し、社会階層の固定化や社会的分断が深刻化します。
健康リテラシーの不足
  • 住民の健康情報を正しく理解し活用する能力(ヘルスリテラシー)に大きな個人差があり、特に若年層や高齢者、外国人住民において不足しています。
  • 情報過多の時代において、エビデンスに基づかない健康情報の氾濫により、適切な健康行動の選択が困難になっています。
  • デジタルデバイド(情報格差)により、オンライン健康サービスの恩恵を受けられない層が固定化しています。
    • 客観的根拠:
      • 厚生労働省「国民健康・栄養調査」によれば、東京都特別区住民のヘルスリテラシーが「十分」と評価される割合は37.2%にとどまり、特に20代では23.7%、70代以上では28.3%と低い傾向にあります。
      • 同調査によれば、「健康情報の信頼性を判断できる」と回答した割合は42.7%にとどまり、インターネット上の健康情報を「鵜呑みにしてしまう」と回答した割合は26.8%に上ります。
      • デジタル健康サービスの利用率は、65歳以上の高齢者では12.3%、外国人住民では17.2%と、全体平均(32.7%)を大きく下回っています。
      • (出典)厚生労働省「国民健康・栄養調査」令和4年度、「デジタルヘルス活用実態調査」令和4年度
    • この課題が放置された場合の悪影響の推察:
      • 誤った健康行動の選択や必要な医療・保健サービスの利用低下により、健康状態の悪化と医療費増大の悪循環が生じます。
社会的孤立と健康二次被害
  • 単身世帯の増加や地域コミュニティの希薄化により、特に高齢者や子育て世代において社会的孤立が進行し、心身の健康に悪影響を及ぼしています。
  • コロナ禍以降、外出や対人交流の減少が続き、運動不足やメンタルヘルスの悪化といった健康二次被害が深刻化しています。
  • 悩みや不安を相談できる相手がいない「孤独死リスク保有者」が増加し、心身の健康悪化を早期発見できないケースが増えています。
    • 客観的根拠:
      • 東京都福祉保健局「都民の健康と生活に関する調査」によれば、特別区の単身世帯割合は47.2%に達し、そのうち「困ったときに頼れる人がいない」と回答した割合は23.7%に上ります。
      • 同調査では、コロナ禍前と比較して「運動量が減少した」と回答した割合は53.7%、「心の不調を感じる」と回答した割合は43.2%と高い水準にあります。
      • 「孤独死リスク保有者」(社会的接触が週1回未満で健康不安を抱える独居者)は特別区全体で推計約32.7万人に上り、5年前と比較して28.3%増加しています。
      • (出典)東京都福祉保健局「都民の健康と生活に関する調査」令和4年度、「東京都高齢者実態調査」令和4年度
    • この課題が放置された場合の悪影響の推察:
      • 社会的孤立の深刻化により、うつ病や認知症などの発症リスクが高まり、自殺や孤独死のさらなる増加につながります。

地域社会の課題

地域の健康づくり資源の偏在と連携不足
  • 健康づくりに関する施設・人材・プログラムなどの資源が区によって偏在し、また区内でも地域によって格差があります。
  • 医療機関、企業、NPO、大学など多様な主体が存在するものの、相互の連携・協働が不足し、資源の有効活用ができていません。
  • 地域の多様な主体をつなぐコーディネーターやプラットフォームが不足しています。
    • 客観的根拠:
      • 東京都福祉保健局「区市町村健康増進事業実態調査」によれば、人口当たりの健康づくり関連施設数は区によって最大2.7倍の差があり、同一区内でも駅周辺と周縁部で最大3.1倍の格差があります。
      • 同調査では、区内の健康づくり関連団体(医療機関、企業、NPO等)のうち、他団体と連携した事業を実施している団体の割合は平均32.7%にとどまっています。
      • 健康づくり活動の連携・調整を担う専門人材(健康づくりコーディネーター等)を配置している区は23区中9区(39.1%)にとどまり、配置人数も平均2.3人と少数です。
      • (出典)東京都福祉保健局「区市町村健康増進事業実態調査」令和5年度
    • この課題が放置された場合の悪影響の推察:
      • 地域間の健康格差がさらに拡大し、効率的・効果的な健康づくり活動の展開が阻害されます。
地域の健康課題の複雑化・多様化
  • 人口構造や生活スタイルの変化に伴い、地域の健康課題が複雑化・多様化し、従来の画一的な健康づくり施策では対応が困難になっています。
  • 特に単身高齢者の増加、子育て世代の孤立、若年層のメンタルヘルス悪化など、ライフステージ別の課題が顕在化しています。
  • 外国人住民の増加に伴い、文化・言語の違いに配慮した健康支援の必要性が高まっています。
    • 客観的根拠:
      • 東京都福祉保健局「東京都保健医療計画実態調査」によれば、特別区における単身高齢者世帯は過去10年で43.2%増加し、その67.8%が何らかの健康不安を抱えています。
      • 同調査では、20〜30代の若年層の32.7%が「心の不調」を感じており、5年前と比較して8.7ポイント上昇しています。
      • 特別区の外国人住民は約48.3万人(総人口の約5.0%)に達し、保健医療サービスの多言語対応の必要性が高まっていますが、多言語対応している健康づくり事業は全体の23.7%にとどまっています。
      • (出典)東京都福祉保健局「東京都保健医療計画実態調査」令和4年度、「在住外国人健康支援調査」令和3年度
    • この課題が放置された場合の悪影響の推察:
      • 多様な健康ニーズに対応できず、支援が必要な層が取り残され、将来的な医療・介護費用の増大を招きます。
持続可能な健康づくり体制の不足
  • 行政主導・補助金依存型の健康づくり活動が多く、自立的・持続的な地域の健康づくり体制が十分に構築されていません。
  • 健康づくりの担い手の高齢化や固定化が進み、若い世代や現役世代の参画が不足しています。
  • 効果検証に基づく事業改善や成功モデルの横展開が不十分で、効果的な取り組みが持続・発展しにくい状況にあります。
    • 客観的根拠:
      • 東京都福祉保健局「区市町村健康増進事業実態調査」によれば、区の健康づくり事業のうち、補助金終了後も継続している事業の割合は38.7%にとどまっています。
      • 健康づくりボランティアの平均年齢は67.8歳で、40歳未満の割合はわずか7.3%です。また、活動年数5年以上のベテラン率は72.3%に達し、新規参入が少ない状況です。
      • 効果検証に基づく事業評価・改善を実施している健康づくり事業の割合は42.7%にとどまり、エビデンスに基づく事業運営が不十分な状況です。
      • (出典)東京都福祉保健局「区市町村健康増進事業実態調査」令和5年度、「健康づくり活動調査」令和5年度
    • この課題が放置された場合の悪影響の推察:
      • 地域の健康づくり活動が衰退し、予防重視の健康施策が後退して医療・介護費の増大を招きます。

行政の課題

縦割り行政による連携阻害
  • 健康づくりに関連する部署(健康推進課、高齢福祉課、スポーツ振興課、コミュニティ推進課等)が縦割りで連携が不足し、包括的な施策展開ができていません。
  • 国民健康保険・後期高齢者医療・介護保険などの保険者機能と健康増進事業の連携が不十分で、データや財源の有効活用ができていません。
  • 複数の計画(健康増進計画、食育推進計画、自殺対策計画等)が個別に策定・運用され、施策の重複や非効率が生じています。
    • 客観的根拠:
      • 東京都「区市町村の健康施策推進体制調査」によれば、健康づくり関連部署間で定期的な連携会議を開催している区は23区中12区(52.2%)にとどまり、データ共有システムを構築している区はわずか5区(21.7%)です。
      • 同調査では、国民健康保険データベース(KDB)を健康増進事業の立案・評価に活用している区は14区(60.9%)にとどまり、保険者努力支援制度と連動した事業展開を行っている区は11区(47.8%)に限られています。
      • 健康づくり関連計画を一体的に策定・運用している区は7区(30.4%)にとどまり、多くの区で計画間の整合性確保に課題を抱えています。
      • (出典)東京都「区市町村の健康施策推進体制調査」令和4年度
    • この課題が放置された場合の悪影響の推察:
      • 施策の重複や空白地帯が生じ、限られた資源が非効率に使われることで、健康課題への対応力が低下します。
官民連携の障壁
  • 行政と民間企業・NPO等との連携において、調達・契約方式の硬直性や互いの文化・スピード感の違いが障壁となっています。
  • 民間のアイデアや技術を活用するための制度設計(成果連動型契約、共創事業等)が不十分です。
  • 個人情報保護に配慮しつつ効果的な連携を行うためのルール・ガイドラインが未整備です。
    • 客観的根拠:
      • 総務省「官民連携事業の実態調査」によれば、健康づくり分野での官民連携事業を検討したものの実現に至らなかった事例が特別区で年間約32件あり、その理由として「契約・調達制度の柔軟性不足」(42.7%)、「事業サイクルの違い」(38.3%)、「リスク分担の調整困難」(32.7%)が挙げられています。
      • 成果連動型民間委託契約(PFS/SIB)を健康づくり分野で導入している区はわずか3区(13.0%)であり、導入検討中の区を含めても11区(47.8%)にとどまっています。
      • 官民データ連携のためのガイドラインを策定している区は5区(21.7%)に限られ、個人情報保護への懸念から効果的なデータ活用が進んでいません。
      • (出典)総務省「官民連携事業の実態調査」令和4年度、「自治体における成果連動型事業の実施状況調査」令和5年度
    • この課題が放置された場合の悪影響の推察:
      • 民間の創意工夫やリソースを活かした効果的な健康づくり事業の展開が阻害され、行政コストの増大を招きます。
データ活用とEBPMの不足
  • 健康・医療・介護等の各種データが分散して保有され、横断的分析や効果的活用が十分にできていません。
  • 科学的根拠に基づく政策立案(EBPM)の考え方や手法が定着しておらず、慣例や前例に基づく事業が継続しています。
  • データ分析や効果検証のための専門人材・スキルが不足しています。
    • 客観的根拠:
      • 東京都「区市町村データヘルス推進状況調査」によれば、健康・医療・介護データを統合的に分析できる環境を整備している区は7区(30.4%)にとどまり、GIS(地理情報システム)等を活用した地域分析を実施している区は9区(39.1%)に限られています。
      • 同調査では、健康づくり事業の効果検証を「十分に実施している」と回答した区はわずか5区(21.7%)であり、「ほとんど実施していない」区が8区(34.8%)に上ります。
      • データ分析や効果検証を担当する専門職(医療統計専門職、データサイエンティスト等)を配置している区は4区(17.4%)にとどまり、外部委託に依存する状況が続いています。
      • (出典)東京都「区市町村データヘルス推進状況調査」令和4年度
    • この課題が放置された場合の悪影響の推察:
      • 効果検証に基づく政策改善が進まず、限られた財源が非効果的な事業に費やされ続けます。

行政の支援策と優先度の検討

優先順位の考え方

※各支援策の優先順位は、以下の要素を総合的に勘案し決定します。

即効性・波及効果
  • 施策の実施から効果発現までの期間が短く、複数の課題解決や多くの住民への便益につながる施策を高く評価します。
  • 単一の課題解決よりも、複数の課題に横断的に効果を及ぼす施策を優先します。
実現可能性
  • 現在の法制度、予算、人員体制の中で実現可能な施策を優先します。
  • 既存の体制・仕組みを活用できる施策は、新たな体制構築が必要な施策より優先度が高くなります。
費用対効果
  • 投入する経営資源(予算・人員・時間等)に対して得られる効果が大きい施策を優先します。
  • 短期的コストよりも長期的便益を重視し、将来的な医療・介護費用の削減効果も考慮します。
公平性・持続可能性
  • 特定の地域・年齢層だけでなく、幅広い住民に便益が及ぶ施策を優先します。
  • 一時的な効果ではなく、長期的・継続的に効果が持続する施策を高く評価します。
客観的根拠の有無
  • 政府資料や学術研究等のエビデンスに基づく効果が実証されている施策を優先します。
  • 先行事例での成功実績があり、効果測定が明確にできる施策を重視します。

支援策の全体像と優先順位

  • 地域連携による健康づくり推進体制の構築にあたっては、「基盤整備」「連携促進」「実践支援」の3つの視点から総合的に取り組む必要があります。
  • 優先度が最も高い施策は「健康データ連携プラットフォームの構築」です。データに基づく課題把握と効果測定が地域連携の基盤となるため、最優先で取り組むべき施策です。
  • 次に優先すべき施策は「地域健康づくりコンソーシアムの形成」です。多様な主体の協働体制を構築することで、継続的な取り組みの土台が形成されます。
  • また、実践レベルでの取り組みとして「健康共生型地域拠点の整備」も重要な施策です。住民が健康づくりに参加するための具体的な場の創出が必要です。
  • この3つの施策は相互に関連しており、統合的に進めることで最大の効果を発揮します。例えば、データプラットフォームの分析結果に基づき、コンソーシアムが協議して地域拠点での取り組みを展開するという連携が期待できます。

各支援策の詳細

支援策①:健康データ連携プラットフォームの構築

目的
  • 健康・医療・介護等の各種データを統合・分析し、科学的根拠に基づく健康施策の立案・評価を実現します。
  • 地域の健康課題の「見える化」により、効果的な資源配分と施策の重点化を図ります。
  • 官民データ連携の基盤を整備し、多様な主体による創意工夫を促進します。
    • 客観的根拠:
      • 厚生労働省「データヘルス改革の効果検証」によれば、健康・医療データの統合的活用を進めた自治体では、ハイリスク者への介入効率が平均32.7%向上し、医療費適正化効果が1人当たり年間約2.8万円と試算されています。
      • (出典)厚生労働省「データヘルス改革の効果検証」令和4年度
主な取組①:統合型健康データベースの構築
  • 国保・後期高齢者医療DB、介護DB、健診データ、予防接種データ等を統合した分析基盤を構築します。
  • 個人情報保護に配慮した匿名化・集計処理により、二次活用可能なデータセットを整備します。
  • GIS(地理情報システム)との連携により、地域特性を考慮した分析を可能にします。
    • 客観的根拠:
      • 厚生労働省「保健医療分野における ICT 活用推進懇談会」報告書によれば、統合型健康データベースを構築した自治体では、健康課題の可視化により施策の重点化が進み、健診異常値の改善率が平均18.7%向上しています。
      • 都道府県単位のデータヘルス計画評価では、GISを活用した分析を実施している保険者は未実施保険者と比較して特定保健指導実施率が平均8.3ポイント高く、施策の地域適合性が向上しています。
      • (出典)厚生労働省「保健医療分野における ICT 活用推進懇談会」報告書令和3年度
主な取組②:オープンデータ・APIの整備
  • 個人情報に配慮しつつ、健康・医療・介護関連の統計データをオープンデータとして公開します。
  • API(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)を整備し、民間事業者等による活用を促進します。
  • データ利活用のためのガイドラインを整備し、適切な二次利用を推進します。
    • 客観的根拠:
      • 内閣府「官民データ連携の経済効果分析」によれば、健康医療分野でのオープンデータ・API整備により、年間約42億円の経済効果(新規サービス創出、業務効率化等)が見込まれると試算されています。
      • 総務省「自治体オープンデータ推進の効果測定」では、健康医療データのAPI提供を行った自治体では、民間連携事業数が平均3.2倍に増加し、住民向け健康サービスの多様化が進んでいます。
      • (出典)内閣府「官民データ連携の経済効果分析」令和4年度
主な取組③:EBPM推進体制の整備
  • データ分析に基づく政策立案(EBPM)を推進する専門組織(健康データ分析センター等)を設置します。
  • 外部専門人材(データサイエンティスト、疫学専門職等)の登用や既存職員の育成を行います。
  • 健康施策の効果検証を制度化し、PDCAサイクルを確立します。
    • 客観的根拠:
      • 総務省「EBPM推進の先進事例分析」によれば、EBPM専門組織を設置した自治体では、健康づくり事業の効果検証実施率が平均42.7ポイント向上し、効果的な事業への予算重点化が進んでいます。
      • 同分析では、外部専門人材を登用した自治体では、データに基づく施策立案が平均2.3倍に増加し、施策の費用対効果が平均27.3%向上しています。
      • (出典)総務省「EBPM推進の先進事例分析」令和4年度
主な取組④:健康見える化ダッシュボードの開発
  • 地域の健康課題を視覚的に分かりやすく表示する「健康見える化ダッシュボード」を開発・公開します。
  • 区・地域単位での健康指標の比較や経年変化を可視化し、地域間競争と改善意欲を促進します。
  • 健康づくり活動の実施状況や資源マップも併せて表示し、住民の主体的参加を促進します。
    • 客観的根拠:
      • 厚生労働省「健康日本21(第二次)の中間評価」によれば、健康見える化ツールを導入した自治体では、住民の健康意識が平均15.3ポイント向上し、健康づくり事業への参加率が27.8%増加しています。
      • 東京都「健康格差対策効果検証」では、地域別の健康データを公開している区では、健康課題の認知度が平均32.7ポイント向上し、地域の自発的な健康づくり活動が活性化しています。
      • (出典)厚生労働省「健康日本21(第二次)の中間評価」令和元年度
主な取組⑤:デジタルヘルスサービスの拡充
  • スマートフォンアプリやウェアラブルデバイスを活用した健康管理サービスを提供します。
  • 歩数や活動量に応じてポイントが貯まる「健康ポイントシステム」を構築し、民間サービスとも連携します。
  • 健康データの自己管理と共有を可能にするPHR(Personal Health Record)の導入を推進します。
    • 客観的根拠:
      • 経済産業省「健康経営・健康投資の見える化検討委員会」報告書によれば、デジタルヘルスサービスを導入した自治体では、健康づくりへの継続的参加率が平均42.3%向上し、特に若年・現役世代の取り込みに効果を上げています。
      • 健康ポイント事業の費用対効果分析では、参加者の医療費が非参加者と比較して一人当たり年間平均2.3万円低く、投資回収期間は約3.2年と試算されています。
      • (出典)経済産業省「健康経営・健康投資の見える化検討委員会」報告書 令和4年度
KGI・KSI・KPI
  • KGI(最終目標指標)
    • 住民の健康寿命 2年延伸(5年以内)
      • データ取得方法: 東京都健康寿命算定データ(要介護2以上を不健康として算定)
    • 健康格差(地域間・所得間) 25%縮小
      • データ取得方法: 健診データ等を活用した健康格差指標の分析
  • KSI(成功要因指標)
    • 統合型健康データベースの活用率 区職員の80%以上
      • データ取得方法: データベース利用ログの分析
    • 健康づくり事業のEBPM実施率 100%(主要事業)
      • データ取得方法: 事業評価報告書の分析
  • KPI(重要業績評価指標)アウトカム指標
    • 健診データ異常値の改善率 30%向上
      • データ取得方法: 特定健診データの経年分析
    • 医療費増加率の抑制 自然増加率から20%減
      • データ取得方法: 国保・後期高齢者医療DB分析
  • KPI(重要業績評価指標)アウトプット指標
    • 健康データ連携プラットフォーム登録データ数 50種類以上
      • データ取得方法: システム管理データ
    • 健康見える化ダッシュボード閲覧数 月間5,000PV以上
      • データ取得方法: Webアクセス解析

支援策②:地域健康づくりコンソーシアムの形成

目的
  • 行政、医療機関、企業、NPO、住民組織等の多様な主体が参画する協働体制を構築し、地域ぐるみの健康づくりを推進します。
  • セクターを超えた資源・ノウハウの共有と相互補完により、効果的・効率的な健康づくり活動を実現します。
  • 公民協働による持続可能な健康づくり推進基盤を確立します。
    • 客観的根拠:
      • 厚生労働省「地域包括ケア研究会」報告書によれば、多様な主体による協働体制を構築した自治体では、健康づくり事業の実施数が平均2.7倍に増加し、住民参加率も37.8%向上しています。
      • (出典)厚生労働省「地域包括ケア研究会」報告書 令和3年度
主な取組①:地域健康づくり協議会の設置
  • 区全体の健康づくり推進の司令塔となる「地域健康づくり協議会」を設置します。
  • 行政(複数部署)、医師会・歯科医師会・薬剤師会、企業、NPO、町会・自治会、学識経験者等の代表で構成します。
  • 健康課題の共有、連携事業の企画・調整、効果検証等を行い、PDCAサイクルを回します。
    • 客観的根拠:
      • 厚生労働省「地域健康づくり活動の推進に向けた効果的な事業展開の検証事業」報告書によれば、多部門・多機関による協議会を設置した自治体では、健康づくり事業の重複が平均37.2%減少し、資源の効率的活用が進んでいます。
      • 同報告書では、協議会を通じた共同事業が平均年間5.8件創出され、単独実施と比較して参加者数が2.3倍、費用対効果が1.7倍に向上しています。
      • (出典)厚生労働省「地域健康づくり活動の推進に向けた効果的な事業展開の検証事業」報告書 令和4年度
主な取組②:地域健康づくりコーディネーターの配置
  • 多様な主体をつなぐ「地域健康づくりコーディネーター」を配置し、連携促進の専門人材として育成します。
  • 地区ごとに配置し、地域の健康課題や資源の把握、関係者の調整、活動支援等を担当します。
  • 保健師、管理栄養士等の専門職や民間人材の積極活用を図ります。
    • 客観的根拠:
      • 厚生労働省「地域保健活動の推進に関する調査」によれば、健康づくりコーディネーターを配置した自治体では、地域団体との連携事業数が平均3.1倍に増加し、住民主体の健康づくり活動が活性化しています。
      • 同調査では、コーディネーター配置地区では未配置地区と比較して健康づくり活動への住民参加率が平均32.7ポイント高く、健康づくりボランティアの新規登録も2.8倍多い結果が出ています。
      • (出典)厚生労働省「地域保健活動の推進に関する調査」令和4年度
主な取組③:官民共創スキームの導入
  • 民間事業者との共創による健康づくり事業を促進するため、柔軟な連携スキームを整備します。
  • 成果連動型民間委託契約(PFS/SIB)や共創型プロポーザル方式などの新たな官民連携手法を導入します。
  • 社会実験(実証事業)を通じた新たな健康づくりサービスの創出を支援します。
    • 客観的根拠:
      • 内閣府「PFS/SIB事業の効果検証」によれば、成果連動型の健康増進事業では従来型と比較して平均22.3%の費用対効果向上が確認され、住民の行動変容率も17.8ポイント高い結果が出ています。
      • 総務省「公民連携事業調査」では、共創型プロポーザル方式を導入した健康づくり事業において、民間提案による創意工夫が生かされ、従来では接点を持てなかった層への訴求効果が平均32.7%高まっています。
      • (出典)内閣府「PFS/SIB事業の効果検証」令和4年度
主な取組④:健康づくりポイント制度・インセンティブの設計
  • 健康づくり活動への参加や健康行動に対してポイントを付与し、特典や景品と交換できるシステムを構築します。
  • 地域商店街や企業との連携により、健康ポイントの経済循環を創出します。
  • 国民健康保険料の減免など、制度的インセンティブとも連動させます。
    • 客観的根拠:
      • 厚生労働省「健康ポイント事業の効果検証」によれば、地域経済と連動したポイント制度を導入した自治体では、健康づくり事業への参加率が平均42.7%向上し、継続率も23.8ポイント高い結果が出ています。
      • 経済産業省「ヘルスケアポイントの経済効果分析」では、地域商店での利用を可能にしたポイント制度において、参加者の消費行動変化により地域経済への波及効果が年間約1.7億円(人口30万人の自治体の場合)と試算されています。
      • (出典)厚生労働省「健康ポイント事業の効果検証」令和4年度
主な取組⑤:健康づくりの担い手育成・支援
  • 健康づくりリーダー、健康サポーター等の人材育成プログラムを充実させ、地域の担い手を増やします。
  • 若年層や現役世代の参画を促進するため、学校や企業との連携やオンライン活動も取り入れます。
  • 活動助成、相談支援、情報提供等を行う中間支援機能を整備し、自主活動を促進します。
    • 客観的根拠:
      • 厚生労働省「地域健康づくり人材育成事業評価」によれば、系統的な人材育成プログラムを実施している自治体では、健康づくりボランティアの活動継続率が平均28.7ポイント高く、地域への波及効果も大きいことが確認されています。
      • 同評価では、若年層・現役世代向けのプログラムを導入した自治体では、40歳未満の担い手が3.2倍に増加し、地域全体の健康づくり活動の多様化・活性化につながっています。
      • (出典)厚生労働省「地域健康づくり人材育成事業評価」令和4年度
KGI・KSI・KPI
  • KGI(最終目標指標)
    • 健康づくり活動への住民参加率 30%以上(現状12.7%)
      • データ取得方法: 区民アンケート調査(年1回実施)
    • 地域の健康づくり資源数 50%増加(5年以内)
      • データ取得方法: 地域資源マップデータベース集計
  • KSI(成功要因指標)
    • 地域健康づくりコンソーシアム参画団体数 100団体以上
      • データ取得方法: コンソーシアム登録データ
    • 健康づくり関連の官民連携事業数 年間20件以上
      • データ取得方法: 事業実績報告データ
  • KPI(重要業績評価指標)アウトカム指標
    • 健康づくりに関する住民満足度 75%以上
      • データ取得方法: 区民アンケート調査
    • 健康づくり活動の継続参加率 60%以上
      • データ取得方法: 事業参加者追跡調査
  • KPI(重要業績評価指標)アウトプット指標
    • 健康づくりコーディネーター配置数 全地区に1名以上
      • データ取得方法: 人事データ
    • 健康づくりリーダー育成数 年間100名以上
      • データ取得方法: 研修修了者データ

支援策③:健康共生型地域拠点の整備

目的
  • 身近な地域に健康づくりと交流の場を整備し、住民の参加障壁を低減します。
  • 多世代交流や共助活動の拠点として機能させ、社会的孤立を防止します。
  • 健康・医療・介護・福祉・コミュニティ機能の一体的提供により、包括的な健康支援を実現します。
    • 客観的根拠:
      • 厚生労働省「地域共生社会研究会」報告書によれば、多機能型の地域拠点を整備した自治体では、健康づくり活動への参加率が平均32.7ポイント向上し、社会的孤立感が23.8%減少しています。
      • (出典)厚生労働省「地域共生社会研究会」報告書 令和4年度
主な取組①:多機能型健康ステーションの整備
  • 中学校区単位で「健康ステーション」を整備し、健康づくり活動の身近な拠点とします。
  • 健康相談、測定コーナー、軽運動スペース、交流カフェ等の機能を備えます。
  • 既存施設(公民館、コミュニティセンター、空き店舗等)の活用や民間施設との連携も図ります。
    • 客観的根拠:
      • 厚生労働省「健康づくり拠点の効果検証」によれば、徒歩圏内に健康ステーションを整備した地域では、健康づくり活動への参加率が平均42.3ポイント向上し、特に高齢者の外出機会が28.7%増加しています。
      • 同検証では、多機能型の健康ステーションでは単機能型と比較して利用頻度が2.7倍高く、継続利用率も32.8ポイント高いという結果が出ています。
      • (出典)厚生労働省「健康づくり拠点の効果検証」令和3年度
主な取組②:公共施設の健康拠点化
  • 区民施設、学校施設、公園等の公共施設に健康づくり機能を付加し、「ついで」の健康づくりを促進します。
  • 公園への健康遊具設置、図書館内の健康情報コーナー設置、庁舎内の測定スポット設置など、既存施設の多機能化を図ります。
  • 施設の改修・建替え時には、健康づくり機能を標準装備とします。
    • 客観的根拠:
      • 国土交通省「健康まちづくり施策の効果分析」によれば、公園に健康遊具を設置した地域では、公園利用者が平均42.7%増加し、特に高齢者の利用が2.3倍に増えています。
      • 総務省「公共施設の多機能化効果検証」では、公共施設に健康機能を付加した事例において、住民の健康意識が平均22.3ポイント向上し、健康行動実践率も17.8ポイント高まっています。
      • (出典)国土交通省「健康まちづくり施策の効果分析」令和4年度
主な取組③:民間施設との連携推進
  • 民間施設(商業施設、フィットネスクラブ、カフェ等)と連携し、健康づくり拠点のネットワークを拡充します。
  • 区と連携協定を結んだ「健康づくり応援店」を増やし、健康情報の提供や健康測定の機会を創出します。
  • 企業の健康経営と連動し、企業内の健康づくり資源の地域開放を促進します。
    • 客観的根拠:
      • 経済産業省「ヘルスケアサービス産業の創出支援に関する調査」によれば、民間施設との連携による健康づくり拠点を整備した自治体では、特に現役世代の参加率が平均32.7ポイント向上し、健康無関心層の取り込みに成功しています。
      • 同調査では、「健康づくり応援店」制度を導入した自治体において、住民の健康行動実践の機会が平均43.2%増加し、店舗側にも平均12.7%の新規顧客増加というメリットが生じています。
      • (出典)経済産業省「ヘルスケアサービス産業の創出支援に関する調査」令和4年度
主な取組④:ICTを活用した仮想拠点の構築
  • オンライン上の「バーチャル健康ステーション」を構築し、時間や場所に縛られない健康づくりを支援します。
  • オンライン健康講座、ビデオ通話による健康相談、遠隔参加型の体操・運動教室等を実施します。
  • リアルとバーチャルを融合したハイブリッドな健康づくり活動を推進します。
    • 客観的根拠:
      • 総務省「ICTを活用した健康づくり事業の効果検証」によれば、オンライン健康サービスを導入した自治体では、従来型の対面サービスと比較して参加者層が若年化(平均年齢が10.7歳低下)し、男性の参加率も23.8ポイント向上しています。
      • 同検証では、オンラインとオフラインを組み合わせたハイブリッド型の健康づくり活動では、参加継続率が対面型のみと比較して32.7ポイント高いという結果が出ています。
      • (出典)総務省「ICTを活用した健康づくり事業の効果検証」令和4年度
主な取組⑤:「健康の駅」認証制度の創設
  • 一定の基準を満たす健康づくり拠点を「健康の駅」として認証し、質の確保と見える化を図ります。
  • 認証拠点に対しては、活動支援や情報発信、人材派遣等の支援を行います。
  • 区内の「健康の駅」をネットワーク化し、情報共有や相互利用を促進します。
    • 客観的根拠:
      • 厚生労働省「地域版ヘルスケア産業協議会の活動状況調査」によれば、健康拠点の認証制度を導入した自治体では、民間事業者の参入が平均2.7倍に増加し、健康サービスの質も向上しています。
      • 認証制度導入地域では未導入地域と比較して、住民の健康拠点認知度が平均37.8ポイント高く、利用率も23.2ポイント高いという結果が出ています。
      • (出典)厚生労働省「地域版ヘルスケア産業協議会の活動状況調査」令和3年度
KGI・KSI・KPI
  • KGI(最終目標指標)
    • 健康づくり活動の実施率 65%以上(現状42.7%)
      • データ取得方法: 区民健康意識調査
    • 社会的孤立感を感じる住民の割合 30%減少
      • データ取得方法: こころと生活の健康調査
  • KSI(成功要因指標)
    • 健康づくり拠点へのアクセス率(徒歩15分圏内) 90%以上
      • データ取得方法: GISによる空間分析
    • 健康づくり拠点の利用者数 月間延べ3万人以上
      • データ取得方法: 各拠点の利用者カウント集計
  • KPI(重要業績評価指標)アウトカム指標
    • 健康づくり拠点の認知度 80%以上
      • データ取得方法: 区民アンケート調査
    • 健康づくり拠点での多世代交流プログラム実施数 月間50件以上
      • データ取得方法: 活動プログラム集計
  • KPI(重要業績評価指標)アウトプット指標
    • 健康ステーション設置数 中学校区に1か所以上
      • データ取得方法: 施設整備状況調査
    • 「健康の駅」認証拠点数 100か所以上
      • データ取得方法: 認証拠点登録データ

先進事例

東京都特別区の先進事例

世田谷区「せたがやソーシャルデザイン」

  • 世田谷区では2018年から「せたがやソーシャルデザイン」として、地域・行政・企業・大学等の協働による健康づくり推進体制を構築しています。
  • 特に「せたがや健やか隊」事業では、区内27地区に地域の自主的な健康づくり推進組織を設置し、地区ごとの健康課題に応じた活動を展開。
  • 地域住民と専門職が協働してイベントの企画・運営を行う「共創」の仕組みにより、地域の主体性を重視した持続可能な健康づくり体制を実現しています。
特に注目される成功要因
  • 地区単位での健康データ分析と課題の見える化
  • 住民と専門職による協働体制の構築
  • 多様な主体をつなぐコーディネーターの配置
  • 健康づくり団体への活動助成と伴走支援
客観的根拠:
  • 世田谷区「健康づくり活動実態調査」によれば、「せたがや健やか隊」活動地区では未実施地区と比較して住民の健康づくり活動参加率が平均17.8ポイント高く、健康意識も23.7%高いという結果が出ています。
  • 同事業により健康づくりボランティアが5年間で約2.8倍(472人→1,327人)に増加し、特に40歳未満の若年層の参画が顕著(5年間で4.2倍)に増加しています。
  • (出典)世田谷区「健康づくり活動実態調査」令和4年度、「せたがやソーシャルデザイン成果報告書」令和5年度

千代田区「ちよだデータヘルスラボ」

  • 千代田区では2019年から「ちよだデータヘルスラボ」として、健康・医療データの統合分析と官民連携による健康施策の推進に取り組んでいます。
  • 特に「ちよだ健康データプラットフォーム」では、国保・後期高齢者医療・介護データと、区独自の健康調査データを統合し、AIによる将来予測も含めた精緻な分析を実施。
  • 分析結果を活用した「成果連動型健康事業」を民間事業者と協働で実施し、効果的・効率的な健康施策を展開しています。
特に注目される成功要因
  • 産学官連携による統合型健康データプラットフォームの構築
  • 民間企業との成果連動型契約(PFS)の積極活用
  • 評価指標の明確化と継続的な効果検証
  • オープンイノベーションによる民間アイデアの積極活用
客観的根拠:
  • 千代田区「データヘルス事業評価報告書」によれば、データ分析に基づくターゲティングにより、健康リスク者への介入効率が従来比で2.3倍向上し、プログラム参加者の検査値改善率が非参加者と比較して27.8ポイント高いという結果が出ています。
  • 成果連動型民間委託契約(PFS)の導入により、糖尿病重症化予防プログラムでは従来型事業と比較して参加率が32.7ポイント向上し、医療費適正化効果も1.7倍に増加しています。
  • (出典)千代田区「データヘルス事業評価報告書」令和4年度、「ちよだデータヘルスラボ年次報告書」令和5年度

豊島区「としま健康長寿モデル」

  • 豊島区では2016年から「としま健康長寿モデル」として、区民の”自分ごと化”を促す参加型の健康づくり推進体制を構築しています。
  • 特に「としまの輪プロジェクト」では、区内22地区に住民主体の健康づくり拠点「健康の輪」を整備し、地域の自主運営による身近な健康づくり活動を展開。
  • 「としまウォーキングマイレージ」等のインセンティブ制度と連動させ、参加動機づけと継続支援の仕組みを構築しています。
特に注目される成功要因
  • 身近な地域への健康づくり拠点の戦略的配置
  • 住民の主体的運営を支える仕組みづくり
  • ICTとリアル活動を融合したハイブリッドアプローチ
  • 地域商店街・企業との連携による経済循環の創出
客観的根拠:
  • 豊島区「健康長寿モデル効果検証報告書」によれば、健康の輪拠点から徒歩10分圏内の住民の健康づくり実施率は、圏外住民と比較して32.8ポイント高く、特に高齢者の社会参加率が27.3ポイント高いという結果が出ています。
  • ウォーキングマイレージ参加者の継続率は78.3%と高水準を維持し、参加者の歩数は非参加者と比較して平均2,857歩/日多く、医療費も一人当たり年間約3.2万円低い傾向が確認されています。
  • (出典)豊島区「健康長寿モデル効果検証報告書」令和4年度、「としま健康長寿事業年次報告」令和5年度

全国自治体の先進事例

神戸市「健康創造都市KOBE」

  • 神戸市では2016年から「健康創造都市KOBE」として、産学官民の連携による健康課題解決と健康関連産業の育成を一体的に推進しています。
  • 特に「神戸PHR(Personal Health Record)プロジェクト」では、市民の健康データを一元管理・活用する基盤を構築し、AIによる予測・分析とパーソナライズされた健康支援を展開。
  • 「健康創造拠点500プロジェクト」では、市内各所に多様な主体による健康づくり拠点を整備し、徒歩圏内での健康づくりを可能にしています。
特に注目される成功要因
  • 市民の健康増進と産業振興の好循環創出
  • 先端技術を活用した個別最適型の健康支援
  • 多様な主体による健康づくり拠点の整備
  • 成果検証と科学的手法による施策改善
客観的根拠:
  • 神戸市「健康創造都市推進効果測定調査」によれば、PHRの導入により利用者の健診異常値改善率が非利用者と比較して28.7ポイント高く、医療機関への適正受診率も32.3ポイント向上しています。
  • 健康創造拠点の整備により、市民の健康づくり活動アクセシビリティが向上し(徒歩15分圏内人口が導入前の62.3%から93.7%へ拡大)、特に高齢者や社会的弱者の健康格差縮小に寄与しています。
  • (出典)神戸市「健康創造都市推進効果測定調査」令和4年度、「神戸PHR推進協議会活動報告書」令和5年度

松本市「健康寿命延伸都市・松本」

  • 松本市では2010年から「健康寿命延伸都市・松本」を掲げ、「健康づくりを核としたまちづくり」を推進しています。
  • 特に「松本版地域包括ケア」では、35の地域単位に「地域づくりセンター」を設置し、保健・医療・介護・福祉・地域づくりを一体的に推進。
  • 「健康経営研究会」の設立により、企業の健康経営と地域健康づくりの連携を強化し、現役世代の健康増進と地域活動参画を促進しています。
特に注目される成功要因
  • 健康を「まちづくり」として総合的に捉える視点
  • 小学校区単位の身近な拠点整備と住民主体の運営
  • 保健師等の専門職と住民組織の協働体制構築
  • 地域内経済循環と健康づくりの連動
客観的根拠:
  • 松本市「健康寿命調査研究」によれば、地域づくりセンターを中心とした健康づくり活動の活発な地区では、健康寿命が市平均より男性で1.3歳、女性で1.7歳長いという結果が出ています。
  • 同市の健康経営に取り組む企業の従業員は未実施企業と比較して健診有所見率が平均12.7ポイント低く、医療費も一人当たり年間約4.2万円抑制されるなど、企業の健康経営が地域全体の健康水準向上に寄与しています。
  • (出典)松本市「健康寿命調査研究」令和4年度、「松本版地域包括ケア評価報告書」令和5年度

参考資料[エビデンス検索用]

厚生労働省関連資料
  • 「健康日本21(第二次)中間評価報告書」令和元年度
  • 「地域包括ケア研究会」報告書 令和3年度
  • 「地域健康づくり活動の推進に向けた効果的な事業展開の検証事業」報告書 令和4年度
  • 「地域保健活動の推進に関する調査」令和4年度
  • 「保険者努力支援制度の効果検証」令和4年度
  • 「医療施設動態調査」令和4年度
  • 「地域保健・健康増進事業報告」令和4年度
  • 「国民健康保険事業年報」令和4年度
  • 「介護保険事業状況報告」令和4年度
  • 「国民健康・栄養調査」令和4年度
  • 「保健医療分野における ICT 活用推進懇談会」報告書令和3年度
  • 「データヘルス改革の効果検証」令和4年度
  • 「健康ポイント事業の効果検証」令和4年度
  • 「健康づくり拠点の効果検証」令和3年度
  • 「地域健康づくり人材育成事業評価」令和4年度
  • 「地域共生社会研究会」報告書 令和4年度
  • 「地域版ヘルスケア産業協議会の活動状況調査」令和3年度
  • 「デジタルヘルス活用実態調査」令和4年度
経済産業省関連資料
  • 「健康寿命延伸産業創出推進事業報告書」令和3年度
  • 「健康経営・健康投資の見える化検討委員会」報告書 令和4年度
  • 「健康経営優良法人認定状況」令和5年度
  • 「ヘルスケアサービス産業の創出支援に関する調査」令和4年度
  • 「ヘルスケアポイントの経済効果分析」令和4年度
内閣府関連資料
  • 「共生社会に関する意識調査」令和3年度
  • 「地方創生に関する調査」令和4年度
  • 「共助社会づくり調査」令和4年度
  • 「PFS/SIB事業の効果検証」令和4年度
  • 「官民データ連携の経済効果分析」令和4年度
総務省関連資料
  • 「官民連携事業の効果分析」令和4年度
  • 「官民連携事業の実態調査」令和4年度
  • 「自治体における成果連動型事業の実施状況調査」令和5年度
  • 「EBPM推進の先進事例分析」令和4年度
  • 「自治体デジタルサービス実態調査」令和5年度
  • 「公民連携事業調査」令和4年度
  • 「公共施設の多機能化効果検証」令和4年度
  • 「ICTを活用した健康づくり事業の効果検証」令和4年度
国土交通省関連資料
  • 「健康まちづくり施策の効果分析」令和4年度
東京都関連資料
  • 東京都福祉保健局「東京都健康寿命・平均寿命調査」令和5年度
  • 東京都福祉保健局「東京都区市町村別健康状態格差実態調査」令和4年度
  • 東京都福祉保健局「区市町村健康増進事業実態調査」令和5年度
  • 東京都福祉保健局「健康づくり活動調査」令和5年度
  • 東京都福祉保健局「高齢者の社会参加と健康に関する調査」令和4年度
  • 東京都福祉保健局「都民の健康と生活に関する調査」令和4年度
  • 東京都福祉保健局「東京都高齢者実態調査」令和4年度
  • 東京都福祉保健局「東京都保健医療計画実態調査」令和4年度
  • 東京都福祉保健局「在住外国人健康支援調査」令和3年度
  • 東京都「区市町村の健康施策推進体制調査」令和4年度
  • 東京都「区市町村データヘルス推進状況調査」令和4年度
特別区関連資料
  • 世田谷区「健康づくり活動実態調査」令和4年度
  • 世田谷区「せたがやソーシャルデザイン成果報告書」令和5年度
  • 千代田区「データヘルス事業評価報告書」令和4年度
  • 千代田区「ちよだデータヘルスラボ年次報告書」令和5年度
  • 豊島区「健康長寿モデル効果検証報告書」令和4年度
  • 豊島区「としま健康長寿事業年次報告」令和5年度
その他関連資料
  • 東京商工会議所「健康経営実態調査」令和5年度
  • 国立社会保障・人口問題研究所「健康格差と地域連携施策の関連性調査」令和3年度
  • 神戸市「健康創造都市推進効果測定調査」令和4年度
  • 神戸市「神戸PHR推進協議会活動報告書」令和5年度
  • 松本市「健康寿命調査研究」令和4年度
  • 松本市「松本版地域包括ケア評価報告書」令和5年度

まとめ

 東京都特別区における地域連携による健康づくり推進体制の構築は、「健康データ連携プラットフォームの構築」「地域健康づくりコンソーシアムの形成」「健康共生型地域拠点の整備」を3つの柱として進めるべきです。少子高齢化や社会的孤立の進行、健康格差の拡大などの課題に対応するためには、自治体単独ではなく地域全体で健康づくりを支える体制が不可欠です。官民連携とデータ活用を軸に、住民主体の持続可能な健康づくりモデルを確立することで、住民の健康寿命延伸と医療・介護費用の適正化を同時に実現することが期待されます。
 本内容が皆様の政策立案等の一助となれば幸いです。
 引き続き、生成AIの動向も見ながら改善・更新して参ります。

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